愛媛県産幸水梨

幸水梨は８月上旬か下旬にかけて収穫される品種です。「菊水」という青梨と「早生幸蔵」という赤梨から生まれた、赤梨品種です。両方から一文字ずつとって「幸水」と名づけられました。菊水からは品質の良さを、早生幸蔵からは果皮の色と樹木の強さを受け継いでいます。シャリっとした歯ごたえと豊富な果汁が特徴。サッパリとした食感が残暑が残る初秋の味覚です。8月上旬～8月下旬が旬の梨です。

弥生時代から食べられていた歴史ある果物が「梨」です。「幸水梨」は一番最初に出荷される梨で、シャリシャリの食感と甘い蜜が人気です。果肉は約250ｇから300ｇの扁平円形で、おしりの部分が大きくへこんでいるのが特徴！また、水分と食物繊維が比較的多く含まれており、便秘予防に効果があり、高血圧予防に効果があるカリウムも多く含まれている体に良い果物です。消化酵素も多く含んでいるので肉料理に使うと柔らかくなりますし、食後のデザートとしてもおススメです。またアスパラギン酸も豊富なので、夏バテ・疲労回復に役立ちます。

8月だけという短い旬の味覚ですから、召し上がる前に冷蔵庫で冷やして召し上がっていただくと、より一層甘味を感じ美味しくいただけます。

幸水梨の甘みは、実が木に成っている状態で完熟させることが大切です。完熟を長年の経験で見極め収穫します。収穫した梨は最短の時間で選別場に集められます。園地に密接しているからこそできることですね。木から離れた梨は弱くなりますので、衝撃を抑え、短い選果ラインで短時間で選別していきます。ご注文頂いてからの箱詰めなので作り置きなどは一切致しません。一年に一度しかない梨の収穫、その梨がお客様のお手元にお届けできるのは出会いでもあります。そのことを第一と考え、小さなお店ではありますが、真心と愛情を持ち、お客様の気持ちになって、お届け致しております。

みかん・柿・晩柑橘の栽培がさかんなこの地域は幸水梨の栽培も盛んです。一年を通じて温暖な気候と、水はけの良い土壌が、幸水梨栽培には適しています。空からのサンサンと降り注ぐ太陽の恵み！海からの照り返しの優しい太陽の温かさ！長年の生産技術と栽培に対する人の熱意！すべてが好条件で美味しい幸水梨 を育て上げます。